平成27年3月14日(土) 姫路市豊富球場

第11回兵庫県軟式少年野球日刊スポーツ杯ジュニア選手権大会

最終日

☆☆☆昨夜からの雨でグランド状態が悪く、9時30分開始の準決勝1試合目は11時からに変更されました。グランド設営にあたっては、豊富球場のキーパーさん、姫路支部の飾磨西少年野球クラブのご父兄、そして両チームの手伝いも頂きまして、無事開催にこぎつけました。

準決勝の成績

第1試合  池尻ラッキーズ(伊丹支部) 7対4 阿万少年野球クラブ(淡路支部)

第2試合  花里カープ  (伊丹支部) 3対0 多田東少年野球クラブ(川西支部)



決勝   花里カープ(伊丹支部) 5対4 池尻ラッキーズ(伊丹支部)


決勝戦は、伊丹支部同士の対戦になった。
花里カープ長澤君、池尻ラッキーズ榮君の投げ合いで、静かなスタートになったが、3回表9番浅川君がレフト線に痛烈な当たりを飛ばすと外野を転々とボールが弾む間に一挙にホームイン。見事な先制ホームランだった。
花里カープは4回にも集中攻撃を見せた。まずは、素晴らしい体格の3番佐々木君が右中間に3ベースヒットを放つと、4番北恵君はセンター前にタイムリーヒット。センターが後ろにそらす間に打ったバッターも生還し、2点を追加した。
さらに花里は5回にもツーアウト満塁と攻め、4番の北恵君が前のバッターが敬遠されたことで4番の意地を見せる貴重なライト前2点タイムリーを放ち、この時点で5対0になり、勝負あったかに見えた。しかし、池尻ラッキーズもその裏、フォアボール、デッドボールからチャンスを掴み満塁とすると、2番キャプテンの丸橋君がセンターオーバー走者一掃のツーベースを放った。なおも3番榮君が左中間を痛烈に破り、タイムリー2ベースを放ち、なお同点のチャンスを掴んだが、後続が倒れ1点差のまま6回へ。同点または逆転を狙う池尻だったが、救援した花里の北濱君がしっかりと抑え、伊丹支部対決は花里カープに軍配が上がった。見ごたえのある素晴らしい決勝戦でした。
表彰式で最優秀選手に選ばれた花里の北濱君は、投球も見事でしたが、バッティングも非常に巧いバッターでMVPも納得です。敗れた池尻ラッキーズでは、榮君が落ち着いたマウンドさばきのピッチングも良かったが、2打席連続で左中間を割った当たりは素晴らしかった。

勝者も敗者も夏に向かって練習を積み、一段とパワーアップした姿を見せてください。

先制ホームラン浅川君

末恐ろしいバットスイングの佐々木君

タイムリーを放つ北恵君

走者一掃のツーベース丸橋君

強打の榮君

MVPの北濱君



優勝の花里カープ


準優勝の池尻ラッキーズ


3位阿万少年野球クラブ


3位の多田東少年野球クラブ


試合と閉会式のサムネイル写真